♯11 余った部屋たちは静かに存在している

住宅のスペックと間取り

私は4LDKに一人で住んでいる。

当然リビング以外に4つの部屋がある。その全てを無駄なく使いこなせているかと問われれば、正直に答えよう。

使いこなせていない。完全に持て余している。

それでも私は後悔していない。各部屋の現状を、そのまま報告する。



1室目:[1階]筋トレ部屋(予定)

当初の計画では筋トレ部屋にするつもりだった。

ダンベル、プッシュアップバー、懸垂機、トレーニングマット。一通りの器具は揃っていて、環境は整っている。

だが、この部屋が一番陽当たりが良かった。この部屋には天窓があるのだ。洗濯機からも一番近い。

結果として洗濯物干し部屋になっている。懸垂機は超優秀な物干しと化した。設計者が見たら何と言うだろうか。私は静かに、その現実を受け入れている。

筋トレもする。洗濯物も干す。そういう部屋だ。

2室目:[3階]寝室

ここだけは本来の用途で使われている。

寝る部屋だ。それだけだ。特筆することはない。

3室目:[3階]趣味部屋(予定)

漫画とギターが保管されている。

将来的には書斎にしたい。ギターの機材を並べて、楽器と本に囲まれた空間にする構想がある。

現状は構想のままだ。装飾は何もない。週に一度も入らない。

扉を開ければそこにある。ただそれだけの部屋が、今は存在している。


4室目:[3階]レモンの木がいる部屋

この部屋の説明が一番難しい。

賃貸のときに使っていたソファと、ゴルフのパターマットが敷いてある。練習することはほぼない。腰の高さほどまで育ったレモンの木が置かれている。

私が毎日この部屋に関わる理由は一つだ。このレモンの水やり有無のチェックをしている。毎朝部屋の中心に入り、木の状態、育ち具合、土の渇き具合を確認する。それだけのために、毎日この部屋に入る。

一部洗濯物もここに干している。洗濯物干し部屋が2室ある家に、一人で住んでいる。

レモンの木とそのほか育てている観葉植物についてはいずれ雑談記事として出す。


「もったいない」と思っているか

思う。もったいないと思っている。

週に一度しか入らない部屋にも、埃は溜まる。掃除が必要だ。使っていなくても固定資産税は毎年かかる。そして徐々に劣化していく。

1LDKの掃除でさえ面倒だと思っていた人間が、今は4LDKを維持している。掃除の大変さは想定の数倍だ。階段もある。トイレも2つある。

ただし一つだけ考え方を変えた。

使わない部屋を綺麗に保つことは、資産を守ることでもある。

将来売却する場合、無駄に出入りせず状態を保った部屋は見た目が良く、売り手が付きやすくなるはずだ。もったいない、ではなく、管理している。そう解釈することにした。


物を預かるサービスを検討した

有効利用の方法として、部屋を物置として貸し出すサービスを一時期検討した。

やめた。

理由は3つだ。出し入れの管理対応が面倒になる。危険物や不衛生なものを持ち込まれるリスクがある。そして一度受け入れるとシステム上貸す側からは永遠に解約・撤去できないリスクがある。

合理的に考えた結果、何もしない方がマシという結論になった。


将来の使い道

嫁ができたら寝室を分けたいと思っている。その意味では、余った部屋は無駄ではない。可能性として存在している。

懸垂機が物干しになっている部屋も、レモンの木がいる部屋も、週に一度しか入らない趣味部屋も。

今は静かに、そこにある。

もしいつか売却した場合は、どこかの家族の子供部屋になるのだろう。少々狭いがベッドと机と棚くらいは問題なく置ける。両親とのプライバシーも保てる。私が綺麗に保った部屋たちも、見知らぬ家族の思い出とともにどんどん傷や汚れがついていくのだろう。

それでいいと思っている。


写真で見る、4LDKの現実

(各部屋の写真をここに掲載予定)

4LDKとはどういう空間かをそのまま見せる。理想の部屋紹介ではない。生活の現実だ。


次の記事では、私の家の間取り図を公開する。20坪3階建て狭小住宅のリアルな現実をお見せする。


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